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海外旅行で安心のおすすめ商品とは?

COLUMN

スーツケースの鍵の種類
海外旅行で安心のおすすめ商品とは?

2022/06/15

旅行、ビジネスと共に思い出のお土産や大事な荷物を運んでれるスーツケース。海外では、日本とは異なり空港内でもスーツケースの中身を盗まれるという犯罪もあります。そうした犯罪を未然に防ぐためにも、スーツケースに施されている鍵の種類、セキュリティー、防犯に向いたスーツケースを紹介します。

スーツケースの鍵の主な種類

スーツケースの鍵の種類は大きく分けるとダイヤル式かキーロック式かの2種類に大別されます。そこから更に2つに分かれるのですが、スーツケースを見ると金属製の枠が荷物を収納する開閉部にあります。こうしたスーツケースはフレームタイプと言われるものです。もう一種類が衣服にも使用されている開閉部がファスナーで施されたものです。このファスナー・フレームの2種類に鍵のタイプがダイヤル式とキーロック式が分かれて4タイプに分かれています。

スーツケースを選ぶ時にファスナータイプとフレームタイプのどちらを選べばいいのかはこちらの記事を参考にしてください。 今回は、カギに関して取り上げます。

  • 【ダイヤルロック式】は鍵を持ち歩く必要がないため、紛失してしまうという失敗がありません。 また、設定も商品にもよりますが、好きな番号に設定をすると施錠解錠が自由になります。番号をど忘れしてしまうと旅先 で残念な思いをしてしまうので忘れにくく、分かりにくい番号に設定するといいです。



  • 【キーロック式】は鍵一本で施錠・解錠でき、ダイヤルロック以上に設定する必要のない便利さは魅力的です。 ただ、ダイヤルロックとは異なり鍵を紛失してしまうと中身が取り出せなくなってしまうのでお気をつけください。もちろん専門業者であれば 解錠または壊して開けるという方法もあります。



  • 【ハイブリッド式】はダイヤルロック式とキーロック式どちらも搭載された機能のキャリーケースです。 ダイヤルのみで施錠することも可能です。



  • 【マグネット式】は先ほど紹介した鍵として紹介していないのですが、鍵とは異なり、キーとなる部位が窪んでいるためピッキングされにくいというメリットがあります。ですが、TSA対応のキャリーケースではありません。TSAに関しては下で紹介しています。



スーツケースに鍵をかけられない場面

TSA検査

Photo by Markus Winkler on Unsplash

海外へ渡航すると、アメリカではスーツケースを解錠したまま預けるという規則があります。9.11同時多発テロ事件以来 手荷物の検査が厳しくなりました。そのため、うっかり鍵を施錠したまま預けてしまうと職員の手によってキャリーケースが壊されてしまう 可能性があります。海外では盗難が多いにも関わらず、解錠したまま預けるのは不安です。ですが、現在ではTSA対応の鍵があります。 この鍵は国運輸保安局(TSA)の職員が持っているマスターキーにより鍵を解錠できるというシステムです。 ただし、地方や空港によってはTSAの鍵に関しても解錠したまま荷物を預け入れるようにアナウンスされるところもあります。 アメリカ以外の欧州、アジアでは鍵を解錠する必要はありません。

スーツケースのセキュリティー対策

セキュリティ対策

海外で盗難被害にあわないためにも、スーツケースに鍵をかけることができない場合の防犯も考えておきたいところです。そのためには、スーツケースをいかに盗みにくく見せるかあるいは、お金になりそうなものが入っていないように見せるかが大事です。

盗みづらくさせるには、スーツケースベルトを巻くという方法があります。スーツケースベルトには、ケースに鍵をかけることができない場合、ケース内の荷物が散乱してしまうリスクを未然に防いでくれるという効果もあります。ベルトの中にもTSA対応のベルトもあります。あるいは、空港近くでスーツケースをラッピングしてくれるサービスを提供している地域もあります。

キャリーケースを高級そうに見せないためには、ハードキャリーを購入するのではなく、ソフトキャリーを使用するのも効果的と考えられます。 実海外ではハードキャリーよりもソフトキャリーに根強い人気があります。そのため、ボロボロではなく、目立ちにくいものであれば  ソフトキャリーが有効だと考えられます。

 

まとめ

キャリーケースのセキュリティーに関して鍵の種類から説明してきましたが、鍵を紛失するかもしれないという不安があるなら、ダイヤル式、 暗証番号を忘れてしまう心配がある方ならキーロック式のスーツケースを選んではいかがでしょうか。 ただ、あからさまに高そうなブランドと判断されるキャリーケースや、日本人が持っていると判断されるケースは狙われる可能性が高くなります。 キャリーケースの中に貴重品を入れないというのは、海外でも一般的なようです。旅中に不要な思い出を残さないためにも最低限の セキュリティーを施したキャリーバックを選びましょう。

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